統合医療の現場から
皆さん、こんにちは!メンタルケアマッチングサイトこころの架け橋 運営 濵野功一です
本日は、HOLISTIC News Letter Vol.78
ホリスティック・ガイア P.16~17
「統合医療の現場から」原田美佳子(財)メディポリス医学研究財団付属医院院長
より、抜粋して掲載させていただきます。
(略)現在、当院では「自然治癒力を高めるためにさまざまなあ治療法を効果的に組み合わせる」ことを目標とする統合医療の観点から、通常の現代医療に加え断食療法や心理療法、自然療法などを積極的に用い、病気を引き起こした体質や心の癖を変えたり、生活習慣の改善を行うことを目指しています。患者さんを見ていますと、当たり前のことかもしれませんが、自ら率先してさまざまま治療法や養生法を取り入れる方が、不快な症状の消失が早いように感じます。例えば、腰痛の人は、針灸や整体に通ったり、炎症を和らげる食事療法を取り入れたり、姿勢を正しくする、など。また、メンタルな症状を持つ方は、カウンセリングを受けたり、呼吸法を毎日続ける、心理ワークショップ(心理療法をグループで行うもの)などに参加することで、考え方の癖が改善され、内面の変化が起こり、やがて内服薬も減っていきます。アレルギー性疾患や体質改善を目的とする方は、断食療法を組み合わせたことで、驚くような効果を実感した方もいます。
しかし、このような治療法を展開している一方で、一つの大きな問題が浮かび上がってきます。「こんなに頑張ってるのに治らない」「もっと効く療法(養生法)はないのですか」など、経過が思うようにうまくいかない時に、大きな壁に突き当たるのです。西洋医学では治せない、うまくいかない症状や病気に対して、他のアプローチをとった時、好ましい経過を取る人がいる一方で、思ったようにいかない患者さんもたくさんおられるわけです。特に私が勤務する病院には終末期や通常の病院ではなかなか治療法がないと見放された患者さんも来られます。「希望をもって治療していきましょう」とお迎えするのですが、望む経過が見えないとなかなか希望を保つのは難しいのが人間という生き物です。
私たちは現代という時代の大きな呪縛にかかっているとも言えます。現代医療は「死は敗北である」とみなし、医療は「治すためにある」と教えます。もちろん、患者さんがよくなったり、不快な症状が軽減されて笑顔が戻ってくることは嬉しいことです。しかし、思うような経過をたどらない時があったとしても、最近私は、それは敗北ではないのではないかと感じています。症状が思い通りに良くならない時、白隠禅師は「病気というのは絶好の修行の場」と言われました。「わざわざ出家などしなくてもよい。なぜなら人はいずれ出家しなければならないからだ。たとえば、病床に就く、それは身を人にゆだねてしまうことだ。まさに出家じゃないか」(現代人の祈り、サンガより抜粋)。また人が生まれて死ぬのは自然の大きな営みの一部です。帯津良一先生は「人生旅情であり、虚空から来て虚空へ帰る」とおっしゃって、なんだか虚空に行くことを楽しみにしてしていらっしゃるようにに見える姿は、気高く、清々しくもあります。(略)
ホリスティック医学の定義
1.ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
2.自然治癒力を癒しの原点に置く
3.患者自ら癒し、治療者は援助する
4.様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う
5.病の深い意味に気づき、自己実現をめざす
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メンタルケアマッチングサイトこころの架け橋では、メンタルの不調に特化した補完代替療法を提供する様々な補完代替療法の知識と技能を持った、優れたケアラーがいます。
患者様自らが、様々な治療法を選択・統合し、「病」をネガティブなものとして捉えず、上記にあるように「病気というのは絶好の修行の場」として捉え、治療の過程の中で、常に自分目線で相応しい療法を探査し続け、希望をもって治療していくことが大切です。
生老病死、人生では避けられない四苦を、如何に希望をもって癒しに臨むか、その根底には、上記の帯津良一先生がおっしゃってるように「人生は旅情であり、虚空から来て虚空へ帰る」という姿勢で養生の道を旅することで、自己を受容し、他者に感謝し、安寧且つ爽快に生を全うすることができるのではないでしょうか。
当サイトのケアラーは、ホリスティックの精神を胸に患者様ひとりひとりに至誠をもってセッションにあたることを喜びとしています。
心に不調を抱えてらっしゃる方は、まずはお気軽に当サイトをご利用いただければ幸いです。
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